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A.の雑記(映画・音楽・アートetc.)
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デートムービーには向かない映画、No.1
お年寄り夫婦や子供には見せちゃダメ度、No.1
良家のお嬢さんは必ず腰を抜かすこと間違いなし度、No.1
これをおもしろい!と言ったら変な人に思われる可能性度大、No.1
でも、これをおもしろい!と言ってくれる女の子は最高にクールだと思う度、No.1

…などなど、数々の俺的No.1を受賞した、人気No.1コスメDHC…ならぬ、トンでも映画No.1『デス・プルーフ in グラインドハウス』フロム、クエンティン・タランティーノ!
観てきましたよ〜。
もうね、藤崎奈◯子も山◯恵里佳もびっくりですよ!ってぐらい最高でした。
(アホすぎて。)

☆60〜70年代のグラインドハウスムービーと呼ばれたB級映画テイストを再現するために、わざと映像に傷を付けたり、色を焼けた感じに古くさくしたり、音声にノイズをいれたり…と、そんなどうでもいいことにお金をかけていることの無意味さ!
しかも、それが超クール!な映像効果になっているなんてこった…の馬鹿素晴らしさ!
(この映画を機にわざと映像を古めかしくする映画が流行りそうな気が…。)

☆撮影監督も務めたタランティーノの欲望丸出しカメラ目線のエロさ…
(女優の足からおしりにかけてを執拗になめるように移動するカメラの動き。
映画監督じゃなけりゃ、ただの変態です…。)

☆出演している女の子たちがストーリーとまったく関係なしに延々と続ける会話の無意味さ…
(けど、車ん中でだらけながら煙草吹かしている女優達は、スゲエ絵になってたりする。)

☆カーチェイスシーンだけみれば映画がわかるストーリーのどうでもよさ…

☆カート・ラッセル扮するスタントマン・マイクのわめっきっぷり…
(彼の愛車シボレーにペイントされたドクロマークのダサさスレスレ感もたまりません。)

☆キル・ビルでユマ・サーマンのスタントを務めていたゾーイ・ベルの超絶スタントカーチェイス!
にラストのパンチ&キックの嵐・嵐・嵐…(空いた口がふさがりませんでした。)
と見所をあげると切りがないほどです。(あと『レザボア・ドッグス』から連綿と続く相変わらずの楽曲センスの良さ!も付け加えておきます。)

もうね、悪ふざけがすぎるほどに、ほんとくだらなさすぎますよ。この映画。

…けど最高です。
頭になーんも残りませんが、最高なんです。
自分の欲望に忠実に撮り上げたタランティーノの最新作、
『デス・プルーフ in グラインドハウス』!
タランティーノ作品好きなら絶対見なきゃソンです!
(でも、タランティーノ映画に興味ない人には100%オススメできません…)

ロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー in グラインドハウス』も楽しみになってきたなあ!

☆『デスプルーフ in グラインドハウス』のサイト↓
http://www.grindhousemovie.jp/

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